第一章 束縛する男はもてるのか？の巻

わたくしのことではないですよ。Erlang君です。

 さて、どんなプログラム言語も変数ってありますよね。
当然、Erlangにもあります。もちろんです。
でも、ちょっと普通とは違います。

 。。。それは、変数には1度しか代入処理ができない！！！

 ＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／

 意味がわかりません。でも、ほんとの話です。

 では例を挙げてみましょう。

Javaで以下のような処理、意味ないですが、問題ないですよね。

int num = 0;
num = num + 1;

上記の例をErlang君で書くとすると
※ 因みにErlangでは、変数は大文字で始まるのがルールです

Num = 0.
Num = Num + 1.

こんな感じになるのですが、因みにこれエラーです。
1行目で変数「Num」は0で束縛されたので変更はできません！！
CやJavaの様に変数の値を変えることはできないのです。
因みにどうしても値を１加算したい場合どうするのか？
簡単です。別の変数に値を入れればよいのです。

Num = 0.
Num1 = Num + 1.

Erlangでは1度変数に対して代入操作を行うと
その値で束縛されるので、以降代入を行うことはできません。
Javaでたとえると。。常に変数の宣言にfinalをつけまくってる状態

って言えばわかりやすいでしょうか。Cで言うとConstでしょうか。

本日の教訓



Erlangでは変数への値の代入を束縛という！
一度束縛した変数は異なる値を束縛することはできない！
束縛する男は嫌われる

次回予告

なんだって！For文が使えないだって？！！
をお送りする予定です